金森式ダイエット

「無病法 極少食の威力」 ルイジ・コロナロ年代別 長寿の秘訣【まとめ】

こんにちはジョージ @orpelasです。

先日、「無病法 極少食の威力」という本を読んで、以下のようなツイートをしました。

16世紀のイタリア貴族が極少食で102才まで生きた。コルナロは当時ダビンチより有名。

食べる量は黄身とパンと肉少々とスープを1日2回(約350g)

食を節する重要性を83、86、91、95才の時に講話で残したのが本書。

今から400年以上前に出版されベストセラーにその意識の高さに驚き。

このツイートの「いいね」が多かったので「無病法 極少食の威力」 ルイジ・コロナロ年代別 長寿の秘訣【まとめ】というタイトルで深堀りすることにしました。

こんな方におすすめ

  • 「無病法」に興味があり読みたい人
  • 極小食で長寿の秘訣を知りたい人
  • 極少食の食事と内容を知りたい人

僕自身が断糖高脂質ダイエットで3ヶ月10kg痩せ、それを機にダイエットからはじまり健康や長寿といったジャンルにも興味の幅が広がりました。

この本とは、加齢は病気というテーマで書かれた「LIFE SPAN」という本に紹介されていたのが出会いです。

参考「LIFE SPAN 老いなき世界」なぜ断糖高脂質の必読書なのか⁉

食べることにおいても飲むことにおいても、自分の欲求を完全に満たさないことを習慣づけた。引用:LIFE SPAN(P172)

それでは、102才まで生きた16世紀イタリア貴族ルイジ・コルナロの年代別長寿の秘訣を見ていきましょう。

「無病法 」コロナロ年代別 長寿の秘訣【まとめ】

  • ルイジ・コルナロ(Luigi Cornaro 1464~1566)の人となりを紹介します
  • ルネサンス期のイタリアの貴族でヴェネツィアの行政長官など務めた
  • その当時ダ・ヴィンチやミケランジェロよりも有名だった
  • コルナロは30代まで暴飲暴食を繰り返し40代で生死の淵をさまよう
  • 医師より節食生活を実践するように勧められ病を克服した

400年以上前の当時としては、異例の102才で天寿をまっとうしました。

この本は、1558年に出版されるとたちまちベストセラーとなり、今なお読みつがれる歴史的ロングセラーです。

当時のお医者さんが暴飲暴食が元で患った病気は、節食すれば治ると知っていたことがスゴイと思います。

それでは、年代別長寿の秘訣に進んでいきましょう。

コロナロ年代別長寿の秘訣

コロナロの1日の食事量はお茶碗一杯と缶コーヒー一缶。

極少食と一言でいってもどれくらの食事量なのか気になると思います。

1日の食べる総量は350gとワイン400cc

コロナロは、これを1日に2度に分けて食べていました。

具体的な主な食べ物は、

  • たまごの黄身
  • 肉とパン少々
  • スープ
  • ワイングラス1杯

「お茶碗に一杯と、缶コーヒー一缶ほどの量にすぎない(P48)。」とは、よく生きてられたと思いませんか。

この当時の貴族は食べることが娯楽の一つであったはずなのに、どうやってコロナロは我慢したのでしょうか。

その辺りのから長寿の秘訣を探って行きたいと思います。

83才食を節する重要性

「なにごとであれ、くり返し行われることは、やがて習性となり、そしてついにはそのことによって、人の運命を決定的に左右する(P22)。」

ここで言っている習性とは習慣のことで、特に飲食の不節制が影響していていたとコロナロは考えていました。

この飲食の不節制を正しい習慣へと世の中に訴えるべきだと考え、本を書くことに決めました。

状況を改善する方法としてコロナロは以下のように述べています。

「それは、自然が命じている単純な食生活にもどることである。つまり生命を支えるのに最小限の量で満足するよう、みずからを習慣づけることが大事(P23)」

習慣を変えるには、まず考えて方を変えないと難しいのは400年前も今も変わらない課題のようですね。

86才 強弱体質を改善する

「60前後の年齢ですでに様々な疾病にみまわれている人たちにとっても、私は同じように役に立ちたいと願っている。彼らがもし食生活において節制の習慣を身につけていたなら...(P63)」

ここでもコロナロは節制の習慣の大切さを説いています。

この時86歳のコロナロですが、記憶力も心臓も、むしろ以前より明晰になり、加齢による心身機能が低下していることが少ないと言ってます。

さらに、体調が悪くても体質改善は出来ると強調しています。

自からの体験を例にとり、「自分が40歳の頃に食を節して規則正しい生活をしたお陰で、86歳まで元気で生きている。」

また、コロナロは、天寿による自然死以外で亡くなることはないと強く信じていました。

天寿を全うするのに守った方がいいこと、

  • 歳とともに食事の量を減らす
  • 飲食の量を最小限で規則正しく

自分の胃が消化できる範囲を見極め飲食し、自分の胃に合わない食べ物や飲み物はさけます。

コロナロに対して反対意見もあります。

それに対するコロナロの意見を要約したのが以下のとおりです。


  • 好きなモノを好きなだけ食べる

    自然の法則にさからって生きている。必要以上の食物は中年の胃にとっては負担になり、病床の温床をつくり出す。


  • 好きに食べて太く短く生きる

    長寿は神様からの素晴らしい贈り物。それに対して「太く短く生きる」という考えは、この贈り物を軽んじる者。人類にとって禍いであり、彼らの死はむしろ公共にとって幸いなことだ。


  • 1日1食満腹になるまで食べる

    「1日1食満腹まで」は消化という点から適切でない。一度に大量に飲食すると胃に負担がかかる。1日1食とはいえ、その食事を満腹まで食べて長生きした人を私は見たことがない。


「老年にいたるまで、世界がこれほど美しいものだとは知らなかった。若い時は放縦な生活をしていて、いま見ているような、この世界の素晴らしさに全く気づかなかった(P70)」

80歳を過ぎて「世界がこれほど美しいとは知らなかった」と言ってみたいですね。

91才 幸福な老後を獲得する

健康と長寿の秘訣に関しては、すでにこれまで書物で紹介しており、特に目新しいものもなく重複するかも知れませんがお読み下さい。

この言葉は総大司教ダニエル・バルバロ宛の書簡の要点を本文より引用したものです。

80歳を過ぎ91歳のコロナロが元気なことに周囲の者たちが驚いていたそうです。

91歳になっても1日8時間も書きものや、それ以外の時間は散歩をしたり、歌をうたうことを楽しんでいる。

コロナロ91歳時の長寿の秘訣ポイントは以下の3つです。


  • 中年以降の食事のとり方

    人は中年になれば、肉体的欲求に支配されていた生活から理性に基づく生活へと切り替えが必要です。老いは若さの反対。飲食の量を逆行させなければなりません。つまり、成長するにつれて増やした量を、今度は反対に減らして行く必要があります。


  • 体質に応じた節食の仕方

    体質は人それぞれなので、私のように極端に食事の量を少なくする必要はありません。自分の体質に応じて決定します。自分の適量については、食欲や願望からでなく、自分の経験と観察、それに理性にもとづいて各自が判断すべきことです。


  • 官能的から理性的生活へ

    人は70過ぎると、官能的な欲望の力が弱まりますから、この時に理性的に生活へと全面的に切り替えて天寿を全とうするように務めるべきです。


中年以降は食事の量を減らし、自分自身の経験や観察から客観的に量を決める。70歳を過ぎたら官能的な欲望より理性的な生活を優先させる。

70歳を過ぎると官能的な欲望が弱まるとは逆に言えば70までは元気だったのでしょうかスゴイ。

95才 長寿を約束する節食

 95歳に達したいま、私は完全に健康であり、満足にあふれている。ともかく100歳まで生きられることは確信している。

コロナロ95歳時の講話から引用です。


  • 節食厳守に切り替える

    人は老いるにつれ、自然の力やエネルギーを失っていくのだから、それにともない飲食の量を減らすべきです。栄養の摂取量を増やすことが正しいなら大半の人が高齢に達しても非常に元気であるはずです。現実は、私の生き方が正しいことを物語っています。


  • 病気の原因を日々取り除く

    節食し食べる量を見極め、規則正しい生活には病気が生じる余地はなく、病死などありえません。なぜなら節食と生活により病気の原因が日々とり除かれているからです。


年齢に伴い食事の量を減らし規則正し生活をすれば病死などありえない。

「病死などありえない」と言い切るコロナロの言い切り方に清々しさを感じます。
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まとめ

最後にまとめです。

この本が400年前に書かれたのに、今なお歴史的ロングセラーである理由が分かった気がします。

それは、メッセージがとてもシンプルで力強い。

  • 生命を支えるのに最小限の量で満足するよう、自らを習慣づける
  • 老年に至るまで、世界がこれほど美しいものだとは知らなかった。
  • 中年以降は食事の量を減らし、自分自身の経験や観察から客観的に量を決める。
  • 70歳を過ぎたら官能的な欲望より理性的な生活を優先させる。
  • 年齢に伴い食事の量を減らし規則正し生活をすれば病死などありえない

  • step.1

    幼少期から青年期の成長期の食事量から、中年から老年期への食事量は違う


  • step.2

    その時々の自分自身の経験や観察から客観的に量を決める


  • step.3

    老年期に入ったら官能より理性的な生活を優先させる。


そして、何よりコロナロの一番の強いメッセージが病死などありえないと言い切りです。

コロナロが頑張れたのも自ら率先垂範で極小食を証明したいという強い信念があったと思います。

健康で長寿のキーワードは年齢と共に食べる量を減らすことにあるようでね。

この本は、病気した人や還暦のお祝いなどにピッタリかもと思います。

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