世界初 若返り薬 NMN 日本とアメリカの大学で共同開発がネットで話題になっています!!
若返り薬など「夢のまた夢」でしたが、どうやら近い将来現実のものとなりそうな雰囲気なので調べて見ました。
目次
世界初 若返り薬 NMN 日本とアメリカの大学で共同開発
アメリカと日本が共同で「世界初のアンチエイジング薬品」の臨床試験の開始を発表しました。
夢の若返り薬が臨床試験に
ノーベル賞を今年も日本人が受賞できましたが、今後のノーベル賞候補にも成り得る、人類の夢である若返り薬の発明として話題なっています。
老化を防ぐ夢のような成分としてNMN(ニコチンアミド・モノヌクレオチド)が発見され、
実際にマウス実験で寿命も延びることが実証されました。
今回はさらに進んで、人体への試験が開始されるようです。
米セントルイス・ワシントン大学と慶応大学
日米二つの大学では臨床試験を開始する計画を発表しました。
まずは10人の健康な人にNMNを投与して安全性の確認をした後、数年かけて体の機能の改善効果の有無を調べるようです。
その結果が良好なら、世界初のアンチエイジング薬品として登場することになります。
ワシントン大学の今井眞一郎先生は、NMNがサーチュイン遺伝子を活性化させることを発見したこの研究の第一人者です。
このNMNとは?
NMNとはいったいなんでしょうか?
これは、加齢に伴い働きが弱まるサーチュイン遺伝子(いわゆる長寿遺伝子)に働きかけ、老化の速度を弱めると言われています。
サーチュイン遺伝子とは:
昆虫から哺乳類までほとんどの生物が持つ遺伝子ですが、
これを活性化させると寿命が20~30%ほど伸びるそうです。
人間に応用すると寿命が100歳以上に延びることになるようです。
実際、マウス実験では寿命が16%延びました。
マウスで劇的効果
糖尿病のマウスに1週間NMNを投与したら血糖値が正常になるなど、劇的な効果が得られています。
薄毛や精力減退改善にも期待
サーチュイン遺伝子の活性化は若返り効果があるとも言われています。
このため男性特有の加齢による疾患にも効果が期待できます。
米国の科学誌「Science」にアメリカにあるウィスコンシン大学のトーマス・A・プルラ博士の行った、アカゲザルの実験結果が掲載されました。
この結果によりEDや薄毛などがサーチュイン遺伝子が活性化することで影響を与えることがあるということが分かったのだそうです。
男性は加齢すると生殖機能に問題を抱えることが多く、この実験はEDの治療に役立つのではないかと言われています。
また薄毛に関してもnmnによってサーチュイン遺伝子を活性化させれば効果があるかもしれないのです。
若返りの薬といわれるnmnは、人間が生まれながらに体内にもつ物質です。
これが年齢ともに減ることで、老化するだけではなく様々な病気へと発展していくということがわかりました。
nmnを摂取することで、体内のnmnを増やすことができ、これによって老化を防ぐことができると期待されています。
テレビ番組などでも取り上げられ、nmnは一般の人にも知られるようになってきました。
しかし現在も研究の段階であり、市販されるようになるまでにはまだまだ時間がかかるようです。
まとめ
今の時点で老化を防止したいと思うのであれば、nmnが配合されたサプリメントを飲むか他の食品を食べるしか方法はありませんが、今後は自分のできる範囲内で老化を防止し、サーチュイン遺伝子を活性化して、nmnが市販されるまで健康に過ごせるようにしたいですね。