「パン食は身体に悪い」という説がありますがはたして本当なのでしょうか?
食生態学者の山田博士(ひろし)さんは、パン食に警鐘を鳴らす一人です。
その理由として「添加物の多さ」を挙げていますが、「危険性については厚労省も認識している」
という衝撃的な事実を明かしています。
「パン食」が、日本人を壊している理由!
「パン食」と「コメ食」の違いって、何なのでしょうか?
まずは、パンの原材料から考えてみましょう。
パンの原材料は基本的に小麦粉に油、それに塩や砂糖などです。
そのほか各種の添加物がパンの種類などにより混ざります。
パンの現材料には問題がなくても、その添加物に問題があります。
加工食品なので、日持ちする為に無添加にする訳にはいきません。
大手製パン企業のパンは大量に作るために、さまざまな添加物を使います。
発ガン性物質の「臭素酸カリウム」などは、使われる場合もあるようです。
厚労省でさえ、この物質の表示をするようにと企業には伝えているのに、
いつの間にか、パンに表示さえしなくなりました。
本当は、厚労省でこれの全面禁止にすればいいのですが、
なぜかそれはしないのが現状です。
一体、これらの大手製パン企業たちは、この物質に対して、今までに分かっているさまざまな研究の結果を、どのように見ているのでしょうか。
たとえば、「FAO/WHO合同食品添加物専門家会議」(JECFA)では「遺伝毒性発ガン性物質」に指定しています。また、国際ガン研究機関(IARC)でも、「ヒトに対して発ガン性があるかもしれない」という「グループ2B」に分類しています。
企業にとっては、特に大量生産するために必須なのででしょうが、消費者にとっては、まったく必要のないものです。そのような添加物が、「パン食」には含まれております。
油脂なども問題です。
フランスパンなどには油脂はあまり使っていないか少量ですが、パンを食べる時に、バターやジャムやマーガリンやドレッシングなどを付けますよね。その中に油脂や砂糖や添加物が含まれている可能性があります。
ご飯はと言うと
基本的に、「コメと水だけ」が原料です。
極めてシンプルです。
自分でおコメを炊くときに、わざわざ添加物や油脂や砂糖などを加えません。
その材料は自分の目で確かめることが出来るし、
すべてが他人の加工したものではありません。
とは言っても、
コンビニのおにぎりや弁当のご飯は、油脂や「PH調整剤」などが混ぜられてい可能性がありますから要注意です。
栄養分から考えると
タンパク質は20種類のアミノ酸でできています。
その中で、体の中では作れない「必須アミノ酸」の9種類を、バランスよく含んでいるものが最高です。
それを「アミノ酸スコア」という数値で確認してみると。
「パン食」などの小麦粉のアミノ酸は37。精白米では61。結果として白米は、「パン食」よりはずっと良質なタンパク質と言えます。
このコメに、大豆(味噌汁や納豆など)を加えると、アミノ酸スコアは100近くにもなり、より、
体にいいということになります。
これらの理由があるからかも知れませんがが、最近、手作りパン屋さんが多くなったと感じるのは僕だけでしょうか?特に子供ずれの若いママの姿をよくみかけます。
これを機に、パンとコメの食べる比率を考えてみてもいいかも知れませんね。