【世界初】鳥羽水族館のダイオウグソクムシ脱皮に成功?がネットで話題になっていますので調べて見ました。
目次
【世界初】鳥羽水族館のダイオウグソクムシ脱皮に成功?
鳥羽水族館で飼育されている巨大深海生物ダイオウグソクムシのNo.5が見事!脱皮に成功したそうです。
とってもグロテスクで映画の「プレデター」みたいな深海の生物について調べてみました。
名前はなぜかNO.5
名前はなぜかNO.5と言うそうです。
鳥羽水族館に入館して来た日が2012年7月26日のむし暑い午後でした。
遠路はるばるメキシコ湾の水深800メートルに住んでいたのを連れてこらたそうです。
深海魚じゃなけいど、深海生物が流行ってるのかな?
ダイオウグソクムシは、ダンゴムシやフナムシの仲間で、等脚目の中で世界最大。日本最大のオオグソクムシが体長10~15センチメートルに対してダイオウグソクムシは20~45センチメートルの大きさになる。
メキシコ湾や西大西洋周辺の200~1000メートルの深さの海底に生息し、堆積するにごみや落ちてくる魚の死骸などを食べ「海の掃除屋」と呼ばれいる。
<抜粋>みんなの経済新聞ネットワーク
形はグロテスクだけどとてもデリケート?
とっても不思議な生き物です。
名前が「No.5」と言うなら、その前にもNo.4とかNo.3とかいたのか?」
と気になる方も多いと思います。
僕もその中の一人です^^
やっぱり!No.1もいたそうです。
ところが、そのNo.1号さんは5年間絶食し続けたそうです。
深海の生活環境は厳しく何でも食べる「海の掃除屋」と呼ばれているのでさぞバリバリ食べるのかと思いきや、2007年9月に鳥羽水族館にやってきて以来、2009年1月にアジを1匹食べたのを最後に、エサをまったく食べない絶食状態でした。
死亡する直前にも飼育員さんが好物(アジ?)を何度もやりましたが、興味は示すもののやはり食べずに2014年1月23日になくなりました。
お前もか!No.2、3、4
ダイオウグソクムシNo.2も鳥羽水族館に来てから、まったくエサを食べること無く死亡したとのことです。
生存期間:1年8ヶ月。
No.3は辛うじて2年6ヶ月生存しました。
No.4は鳥羽水族館にやってきてから9ヶ月目に食べたのですが、しばらくするとまた絶食状態に入り、次に食べたのは1年4ヶ月後だったとのことです。
食べたのはいずれも新鮮なマアジ。
ちなみに、ダイオウグソクムシの食事風景の動画はこんな感じです。
No.3は生存期間:3週間。
No.2と同じく、エサを食べること無く死亡したとのことです。
No.4は鳥羽水族館にやってきてから9ヶ月目にエサを食べたのですが、また絶食状態に入り、次に食べたのは1年4ヶ月後だったとのことです。
食べたのはいずれも新鮮なマアジ。
ダイオウグソクムシが絶食をする理由は…
絶食する明確な原因は解明されてないそうですが、野生ではない人からえさをもらう環境ではなかなか、エサを食べてくれないのではないか・・・と飼育員さんたちの悩みの種だそうです。
専門家の話しでは、「深海はとても厳しい環境であるため、エサをほとんど得られない期間が長く続くこともあり、そういう状況でも生き延びるができるように、あまり食べなくても生存できるような体のシステムになっているのでは?」
一番驚くのが体重測定して分かりました。
絶食して亡くなったNo.1は、鳥羽水族館に入館した当初の体重が1040gありました。
そして、2012年11月が1028gです。
最後に計った、2013年9月:1029gとほとんど体重が減っていないのです!
この間、エサを食べたのは一度きりです。
なぜ体重が減らないのか?
一体どんなカラダの仕組みになっているのか?
そのなぞは分かりませんが、深海にはまだまだ私達の知らない、生物がいるかも知れませんね^^