プロレスラーのハヤブサこと江崎英治(えざき・えいじ)さんが3日午後0時、くも膜下出血のため47歳の若さで亡くなりました。お笑い芸人の博多大吉さんと親友だと知りました。
シンガーソングレスラーハヤブサ
大吉さんが大学を中退して、お笑い芸人となり、
落語研究会で意気投合した博多華丸さんと
コンビを結成した大吉さんは地元・福岡で
人気者になります。
同じ九州出身ということもあってか、
ハヤブサさんと大の仲良しとなった
大吉さん。
1997年にハヤブサさんはプロレスラーの故三沢選手が
エースを務める全日本プロレスに参戦した時に
大吉さんはハヤブサ選手に紹介され、
三沢選手と知り合ったそうです。
リンク上のアクシデントで全身不随
2001年10月の試合中のアクシデントで
頚椎損傷の重傷を負って一時は全身不随となりました。
その後、懸命のリハビリで杖をついて歩けるまで回復しました。
「もう一度リングに…」という思いで
あきらめない闘いを続けてきました。
リング復帰の夢はかないませんでしたが、
本当にその不屈の精神はスゴイと思います。
ハヤブサと大吉の出会いは?
大吉は福岡吉本を代表する大のプロレス好きであり、番組共演もあって知り合った。頸椎損傷の後、2002年に福岡の番組に大吉には内緒で出演。車椅子に乗って出てきた時点で大吉は、本番中にもかかわらず号泣してしまい、それを見たハヤブサは「ねぇ大ちゃん、挨拶ぐらいしようよ」と、笑いながら明るく話しかけたほどの間柄であった。出典:WIKI
歌手への転身
歩くこともママならない状態でも、
「お楽しみはこれからだ!」と宣言して、
あくまでもカムバックを目指しました。
2003年には平井堅の「LIFE is...」のPVに出演したり、
2004年には、歌手のみのや雅彦、GOEMONとTRIPLE FIGHT
というトリオを結成し、
歌手としてライブハウスやプロレス会場で活動しました。
そして、2014年にはプロレスラーとしての復帰は諦めておらず、
杖を使って約200メートル歩けるまでに回復していった。
「5年後(2019年)、レスラーとして再びリングに立つ」
と宣言しました。
事故の原因は回顧録によると
ハヤブサはこの日に高熱を出していたが最終戦を休むわけにはいかないと強行出場した。そしてラ・ブファドーラを決めようとセカンドロープに飛び乗った瞬間に、ロープが回り頭から落ちたと記載されている。
2001年事故により全身不随になってから、13年間後に200メートルまで歩けるようになったのもスゴイですが、5年後の復帰を宣言するはやぶさんは本当に不死鳥ですね。その生き様がとてもステキだと思います。