
と疑問に思っている方にお役に立てる記事になっています。
こんな方におすすめ
- 健康検査はしたいが時間がない人
- 病院へ行くのが苦手で気になる人
- 採血と献血との違いを知りたい人
この記事がお役に立てる理由としては、
- 僕自身が実際に自宅で採血をした経験者である
- 血液検査や重金属検査などに詳しい健康オタク
だからです。
実際に実践してみた個人の感想を含めて、「自宅で血液検査は有効かどうか?」の判断材料になると思います。
この記事の前半は『自宅で血液検査のやり方』について説明します。
そして、記事の後半では『自宅で血液検査の費用と注意点』などについて説明します。
この記事を読み終えることで、実際に『自宅で血液検査をする際のイメージ』が持ってるようになります。

↓血液検査も大切ですが血液の素となる食事法も大切です。
参考:「無病法 極少食の威力」ルイジ・コルナロ 102才まで生きた 長寿の秘密
自宅で血液検査のやり方と費用と分析結果
こんにちはジョージ @orpelasです。
まずは、「自宅で採血した理由は?」というタイトルで反響が良かったツイートからご紹介します。
自宅で採血した理由は?
-病院には予約が必要
-異常がないと血液検査🙅♂️健康診断と体に異常がある時以外は初めての病院だと血液検査だけはしてくれない。日本では予防医療という考えがないようなので、自宅で出来る血液検査してみました。チルド便で郵送して結果はアプリで知らせてくれる簡単で👍 pic.twitter.com/F8YE2ElJPq
— ジョージ@金森式自重筋トレブロガー (@orpelas) December 22, 2021
このツイートの内容をまとめると、
ここがポイント
自宅で採血した理由は?
- 病院には予約が必要
- 異常がないと血液検査🙅♂️
「健康診断」と「体に異常」がある時以外は、初めての病院だと血液検査だけはしてくれない。
日本では「予防医療」という考えが浸透してないようので、自宅で出来る血液検査をしてみました。
チルド便で郵送すれば結果はアプリで知らせてくれるので簡単です。
次に実際にネットで申し込みをしてから血液検査キットが届くまでの流れを見てみます。
自宅で血液検査のやり方
今回は、「血液検査」というキーワードで検索して上位表示された2〜3社の中から選びました。
その中から、銀座血液検査ラボさんを選んでみました。
選んだ理由は、銀座血液ラボさんは郵送だけでなく「店舗で採血」という項目があったからです。
万が一、「自宅でできなければ店舗へ行ってやればいいかな...」くらいの気持ちで選びました。
申し込みからキッド到着
採血キットの中身
Ketsukenの箱を開けて「採血キットが一式」入ってます。
ピンで刺して採血
付属のランセット(採血用針)でカチッというまで押せば血が出てきます。
スポイトで吸入
指先に血がある程度溜まったらスポイトの先に血を付けると勝手に吸い込んでくれます。
梱包して冷蔵庫に保管
スポイトの黒い線まで血液を吸い込んだら専用のキャップで蓋をして4,5回振って冷蔵庫で保管します。
あらかじめ宛名は書いてあるので郵便局へ行って「チルド便」で郵送すれば完了です。
郵送後通知が来るまで

引用元:銀座血液ラボ
チルド郵送してからメールで検査完了通知が来るまでの時間がとても早かった。
2日間くらいでメールで結果の通知が来ました。
携帯アプリをダウロードすれば検査結果はスマホで確認出来ます。
申し込みから結果通知まで、
申し込みから宅急便での血液検査キッド受け取り→採血からチルド便で返送→結果通知。
流れはとてもスムーズで申し分ありませんでした。
まとめるとこんな感じの流れです。
- ネット申し込み
- 宅急便で検査キット受領
- 採血からチルド便で返送
- 血液検査の結果通知
※気になる点があるとすれば、血液検査の結果がプリントアウトできないので、過去の自分のデーターと見比べるのがちょっと大変なことです。
いいと思うのが、万が一失敗してもいいように予備用にもう1セット検査キッドに入っていることです。
「これなら失敗してももう一度やればいいや」とちょっとした安心材料になりました。
次に「血液検査の種類と費用」について見てみましょう。
自宅で血液検査の種類と費用

引用元:銀座血液ラボ
血液検査の種類と費用
血液検査の種類は全部で4種類です。
血液検査の種類は以下のとおりです。
- 男性向けがん検査(腫瘍マーカー男4種)
- 女性向けがん検査(腫瘍マーカー女4種)
- 生活習慣病検査(生化学13項目)
- B型・C型肝炎検査(肝炎ウイルス2種)
※僕は、③生活習慣病検査(生化学13項目)を受けました。
血液検査の費用
検査費用は1と2が20,460円で3と4が9,460円です(2021年12月24日現在)
今回、僕が「自宅で血液検査」をやりたいと思った理由は、
- 1年に1回の健康診断では期間が開き過ぎる
- 生活習慣病関連の数値を把握したかった
からです。
ここがポイント
行政がやっている健康診断は、基本無料なのでザックリ2万円か1万円の出費は大きいですが、病気じゃないと血液検査が難しい医療体制では仕方ないかも知れません。
自分なりに体調管理をして、その結果が知りたい人にとって1万円の出費は精神安定剤になるので安いと思いますでおすすめです。
でも、やっぱり1万円の出費はデカいよな…
と思う人のために無料の献血という選択肢はどうなんでしょうか?
そこで、「有料の血液検査ではなく無料の献血」を調べてみました。
採血と献血の違いとは?

引用元:茨城県赤十字血液センター
この図を簡単に説明すると、
左側の赤枠内が「自宅で血液検査」の13種類の検査項目(青枠は除外項目)です。
そして、右側の「献血による検査」という項目が日赤の献血による検査項目で「7項目の生化学検査と8項目の血球計数検査」の結果を無料で教えてくれるようです。
生化学検査と血球計数検査の内容は日赤のサービスを見ると分かります。
ここがポイント
自宅で血液検査の方は、「血中脂肪」「尿代謝」「尿酸」などの項目が充実しているようです。
もう一つ気になったのが、献血が出来る時間帯が朝9:30から18:30に限られてることです。
もちろん、一番いいのは、自宅で血液検査と献血をやればのですが、自分の状況に合わせて考えのがいいと思います。
「献血」へ行った方がいい一例としてのツイート:
献血は長寿に繋がっている?
1鉄不足はフェリチン測定で分かる
2献血すると血中鉄分が失われる
3フェリチンの長寿最適値は貧血限界域長寿には貧血ラインギリギリが重要。鉄不足はセロトニン、ドーパミンの補因子減少でうつ病原因の可能性もある。Balanceが大切で年2回献血に行く必要があるかも😅 https://t.co/TvRcrz1nDP
— ジョージ@金森式自重筋トレブロガー (@orpelas) December 26, 2021
ポイントして、
献血は長寿に繋がっている?
- 鉄不足はフェリチン測定で分かる
- 献血すると血中鉄分が失われる
- フェリチンの長寿最適値は貧血限界域
「長寿」には貧血ラインギリギリが重要です。
その一方で鉄不足はセロトニン、ドーパミンの補因子減少でうつ病原因の可能性もあります。
長寿を気にする人は、献血を積極的に取り入れてもいいかも知れません。
話を「自宅で血液検査」に戻します。
自宅で血液検査の結果分析

引用元:ketsuken
↑こんな感じでアプリで血液の検査結果が見られます。
血液検査で分かる項目
「生活習慣病検査」は以下の13種類
- 総蛋白:血液中に含まれるタンパク質
- アルブミン:血中タンパク質の60%
- GOT(AST):心臓、骨格筋、肝臓に多く含まれる酵素
- GPT(ALT):肝臓に多く含まれている酵素
- γ-GTP:たんぱく質を分解する酵素で肝臓の解毒作用やアルコール摂取など
- 総コレステロール:血中に含まれる脂質の一種
- 中性脂肪:体内でもっとも多い脂肪
- HDL-C:血管の壁や脂肪に蓄積した余分なコレステロールを回収して肝臓に運ぶ働きをする
- LDL-C:コレステロールを全身の細胞へ運ぶ役割
- 尿素窒素:体内のたんぱく質が分解されてできる老廃物
- クレアチニン:筋肉に含まれているたんぱくの老廃物
- 尿酸:プリン体が分解・代謝される際に生じる老廃物
- HbA1c:赤血球のヘモグロビンが糖と結合割合
検査項目別5つの内訳として:
- 肝機能(5項目)
総蛋白、アルブミン、GOT(AST)、GPT(ALT)、γ-GTP
肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、症状が分かりづらい。 - 脂質代謝(4項目)
総コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール
生活習慣の乱れや遺伝のほか、ホルモンバランスも関係します。 - 腎機能(2項目)
尿素窒素、クレアチニン
腎臓は、体内の水分や塩分を調整したり、老廃物を排出します。 - 尿酸(1項目)
尿酸
尿酸が増えすぎると 高尿酸血症になり、痛風の原因になります。高尿酸血症は自覚症状が少ない。 - 糖代謝(1項目)
HbA1c
血液中の糖の量を調べのは、糖尿病やその合併症予防に効果的です。
40代から心配されるメタボ、痛風、肝臓や腎臓、糖尿病などの生活習慣病などの兆候を早く発見できるようです。
次に、実際の自分の結果を踏まえて「検査結果から予防と対策」について見てみます。
検査結果から予防と対策

検査結果のメモ書き
今回の血液検査の結果からC判定だった項目がAST/ALTだったので、次回までに数値をよくすることを目標とすることにしました。
色々と調べた結果、肝臓に優しい食べ物として:
- しじみ
- クロレラ
- 豆乳
- 野菜
など野菜中心の食事療法がいいことが分かりました。
血液検査の結果の見方について、色々なサイトを参考に見比べて、
「日本医学予防学会」の「検査結果の見方」というサイトがポイントが明確かつ必要事項が網羅されていて役立ちました。
今回、検査をしてみて、
自分なり気をつけていたつもりですが「C判定」があり正直ガッカリしましたが、自宅で血液検査し「傾向と対策」が分かったので「よし!」とすることにしました。
次回は、春の検診後の夏にでも再検査をしてみたいと思います。
まとめ
まとめです。
自宅で血液検査は思った以上に簡単で検査項目の精度も高いと思います。
がん関連検査が約2万円で生活習慣病検査が約1万円で決して安い金額ではありません。
ですが、自分の体調を気にしながら飲食するのも真っ暗いトンネルの中をライトなしで歩くような感じで精神的に不安です。
男性の方であれば、年一回の健康診断とこの銀座血液検査ラボを入れて見るのもおすすめだと思います。
僕自身は、上記プラス献血でフィリチンを定期的に減らして行こうと考えています。
「人生100年」と言われてますが、具体的には「健康寿命」をいかに伸ばすか、「予防医療」が未発達な日本だからこそ健診は大切になって来るように思います。