LIFE SPAN 老いなき世界 未来を見据える3つのトレンド

2020年10月7日

ジョージ
『LIFESPAN(ライフスパン): 老いなき世界』の著者でハーバード大学医学大学院教授デイビット・シンクレア教授がリツイートした記事の意訳です。

先日こんなツイートをしました。

この本の魅力は何と言っても現役のハーバード大学医学大学院の教授である
現役バリバリのシンクレア博士が「老いは病気」と言い切ることです。

老は病気である。

LIFESPAN 老いなき世界 未来を見据える3つのトレンド

この本の中で、老いを遅くする予防ではなく、積極的に若返るための方法を紹介しています。

それは、意外に思うからしれないですが、とても簡単な方法です。

  1. 食べない
  2. 軽い運動
  3. サウナ

この3つを実戦することにより若返るとしています

それでは、具体的に見てみましょう。


  • 食べない

    昔から腹八分目と言うようにあまり食べないようにします。


  • 軽い運動

    1日30分程度のジョギングなどの軽い運動をする


  • サウナ

    サウナ(寒暖の差)で水風呂と風呂に交互にはいります。


オリエンタルラジオの中田さんもYouTubeで紹介していますので、

動画でこのほんの内容を確認するのも一つの手です。

※中田さんの動画は前半・後半に分かれています。

個人的には実際に本を買って見るのをおすすめします。

なぜならば、世の中が大きくシフトしていると、

この本を読むとより痛感したからです。

老ない薬⁈まで販売しているとは正直驚きでした。

そのシンクレア博士がリツイートした記事がまた面白いので記事の内容を意訳してみました。

Healthcare=健康管理というキーワードで今後劇的な変化があるようです。

それでは記事の内容をみてみましょう!
ジョージ

参考若く見える人画像 実際に10歳以上!? 身体特徴と生活習慣とは? 

未来の医療を見据える3つのトレンド

『Life Span 老なき世界』を読んでから、著者のシンクレア先生のツイッターのフォロワーになりました。

そのシンクレア教授がリツイートが以下のとおりです。

ズバリ未来を見据える3つのトレンドとは?

  1. デジタルヘルス
  2. 遺伝子治療
  3. 長寿化

これらの分野の研究が爆発的に進んだ背景が、

今回の新型コロナ です。

新型コロナ によって分かったことは、

次のようなことがあげられます。

それは…

  • 現在の医療制度が脆弱である
  • 生活習慣の変化で慢性疾患者が多い
  • 世界的に高齢化が進んでいる

この3つのキーワードを中心に今後の医療が形作られると、この記事は述べています。

それでは、具体的にひとつずつ見ていきましょう。

デジタルヘルス

100年に一度の疫病と言われている新型コロナはマイナスの側面ばかりではありません

健康業界のデジタル化をさらに加速させました。

特に…

  • 遠隔医療
  • モバイルヘルス
  • 医療技術

は格段のスピードで進歩しています。

デジタルヘルスは、健康状態に苦しむ人々の生活の質を向上させ、救うことができる。

あらゆる技術の使用を包含する幅広い分野です

簡単に言えば、注射器や補聴器のような身近なものから、

  • 医療ロボット
  • ボディスキャナー
  • 眼内レンズ
  • 人工関節

などの、より高度な機器までデジタルヘルスは多岐にわたります。

例えば、今回の新型コロナの発生により多くの国が公衆衛生上の緊急事態に、対処するため国を挙げて取り組んでいます。

その一環として、デジタルヘルスの導入に意欲的な国が多いことが明らかになりました。

  • 病室や公共施設の清掃・消毒、患者の体温測定
  • 患者への医薬品の配布
  • 患者と医療従事者の両方への食品の配送
  • 医療従事者の作業負荷の軽減

このようにして、人と人との接触を最小限にして交差感染のリスクを下げました。

第一線で活躍する中国の医療ロボットです。

 

この動画は、第一線の医療従事者を支援するために医療ロボットが使用されています。

ベルギー、イタリア、韓国などでも新型コロナウイルスの蔓延を抑制するためにデジタルヘルスを活用しています。

特に、

  • 手指消毒剤を配布
  • フェイスマスクの適切な着用を確認
  • 医療ロボットが病院や公共の場に配備

などに配慮されています。

ゲノミクス

新型コロナが世界共通で唯一の健康問題であると考える傾向は以下のような影響が考えらます。

  • 新型コロナに関するメディアの集中的な報道
  • 世界各地で前例のない都市のロックダウン
  • 身近な人のコロナ感染などにより入院や隔離

ポイント

しかし、医療関係者は他の致命的な病気との戦いにも黙々と取り組んでおり、その事実を見失わないようにすることが重要です。

特に、細胞治療や遺伝子治療は今までは治療困難とされてきた病気が治るかも知れない治療オプションとしてますます日の目を浴びています。

ゲノミクスとは、ゲノム(生物種にとって必要な遺伝子の1セット)と遺伝子について研究する生命科学の一分野です。出典: Google

これらの治るかも知れない疾患には、

  • がん
  • 遺伝性疾患
  • エボラ出血熱
  • ヒト免疫不全ウイルス(HIV)
  • ブボニックペスト

などの非遺伝的後天性疾患が含まれます。

新型コロナのマイナスの面ばかりでなく、反面教師として細胞治療や遺伝子治療の分野が加速度的に進んでいくと考えられています。

この中でも日本人の死因のトップにあるがんの研究が進んむことに期待する声が多く上がっています。

長寿化

高齢化人口の増加に伴う慢性疾患の増加は、今後数十年の間、医療システムに深刻な影響を及ぼすことになります。

そのため、医療従事者が高齢者の健康状態を継続的にモニタリングできるようにする支援技術は、将来的にさらに重要になるはずです。

高齢者の患者は、デジタルヘルス技術の進歩により、多くの恩恵を受けることができます。

医療専門家は、健康状態の異常を早期に発見することで、高齢者がより深刻な慢性疾患にかかる可能性を減らすことが出来ます。

  • 入院を回避することができる
  • 医療システムからの圧力を軽減
  • 急増する医療費を抑制する

などのことができます。

デジタルヘルス技術のおかげで、

  • 血中酸素飽和度
  • 心拍数
  • 血圧

などのデータをウェアラブルなどの遠隔監視ツールで測定が出来ます。

そして、患者の自宅から医師にリアルタイムで送信することができます。

言い換えれば…

高齢者は、特に地理的な制約や公共交通機関、医療システムが課題となっている国では、医療機関を受診するために長旅をしたり、簡単な診察のために病院で長い行列や大混雑に耐えたりする必要がなくなります。

まとめ

健康管理の将来は、業界の好ましい構造的傾向と発展によって形作られるでしょう。

特に、デジタルヘルス、ゲノミクス、長寿化に関連する分野は、

  • 政治的な追い風
  • 世界の人口動態学的な重要性
  • 高齢化に伴う慢性疾患の増加
  • 医療費の負担増

などを考慮すると、長期的にはさらなる進歩の可能性を秘めています。

最後に、

『LIFESPAN(ライフスパン): 老いなき世界』の著者でハーバード大学医学大学院教授シンクレア教授のポイントをご紹介します。

この本の中で、老いを遅くするのではなく、逆に若返る方法として、

  1. あまり食べない
  2. 軽い運動
  3. サウナ寒暖差

をあげています。

医学の発展を待たなくても、今日からでも実践可能なので心に留めておいて下さい。

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