と言いう疑問のサクッとお答えする記事になっています。
こんな方におすすめ
- オートファジーの発動方法について知りたい人
- サーチュイン遺伝子を活性化する方法を知りたい人
- 1日1食主義の芸能人が誰か知りたい人
なぜならば、これから紹介する『オートファジー 断食 サーチュイン遺伝子の活用 芸能人の実践者は?』は、その道の専門家によって効果が検証された内容だからです。
この記事の前半は『オートファジーの発動方法とサーチュイン遺伝子を活性化する方法』を説明します。
そして、記事の後半では『1日1食主義を実践する芸能人』を紹介します。
この記事を読み終えることで、実際に『オートファジーの発動方法とサーチュイン遺伝子を活性化する方法』が分かります。
オートファジー 断食 サーチュイン遺伝子の活用 芸能人の実践者は?
オートファジーとは
オートファジーとは
細胞が自分自身のたんぱく質を分解して、再利用する仕組み。酵母のような単細胞生物から哺乳類までに共通する生命現象。ギリシャ語の「オート(自分)」と「ファジー(食べる)」という言葉から命名された。細胞内をきれいにする作用や病原菌を排除する免疫の働きにも関わっており、パーキンソン病などの病気との関連でも研究が進んでいる。
(2016年10月04日 朝日新聞朝刊)
オートファジーとは、細胞を新鮮で健康に保つためのお掃除システムです。
細胞の中にできた不要なタンパク質などを、細胞自身が分解して、リサイクルする働きです。
では一体どうやって、このオートファジージーを使えばいいのでしょうか?
オートファジーを発動方法とは?
人間の体は、毎日基本レベルのオートファジーが行われ、約16時間の断食でオートファジーが急激に活性化しはじめることが研究で分かっています。
余談ですが、英語のBreakfastとはFast=断食、Break=破るという意味です。
つまり、人間は普通に寝ている時にでもオートファジーが起こっています。
寝ている間に、細胞のデトックスが行われ、細胞自体が若返っていることになります。
注意ポイント
ですが、夜寝る前に食べたり、睡眠時間が短かったりすると、 オートファジー がうまく発動されません。
大隅名誉教授のオートファジーの研究
【放送予定】2月11日14:30~ 第22回自然科学研究機構シンポジウム ノーベル生理学・医学賞受賞記念講演 大隅良典 基礎生物学研究所名誉教授 ~を中継します。 https://t.co/F5YFkJXykb #nvslive pic.twitter.com/EeMA19Sy6s
— ネコビデオ ビジュアル ソリューションズ (@nvslive) February 4, 2017
大隅名誉教授のオートファジーの研究が発表される前までは、
- 1回の食事の量を減らす
- 食べる回数を増やす
このように量を減らし回数を増やすと体脂肪が蓄積しにくいと信じられていました。
サーチュイン遺伝子とは?
老化を遅らせ、寿命を延ばす遺伝子が見つかった。サーチュイン遺伝子というその遺伝子は、特別な人でなくても、誰もが持っている。うまく働かせられれば、平均寿命は100歳を超える。
「ミトコンドリアが出す活性酸素」「免疫細胞の暴走」など、老化をもたらす具体的な要因が最新の研究で分かって来ている。
サーチュイン遺伝子がONになると、指揮者のように働いて、100近くの老化要因を抑える。その結果、肌、血管、脳など様々な器官が若く保たれ、寿命が延びるのだと考えられている。
NHK特集 2011年6月12日
この遺伝子、万人が持っているが、普段は眠っていて働かない。しかし、働かせる簡単な方法も分かった。
サーチュイン遺伝子は最初に酵母で見つかりました。
その後、ハエ、ネズミ、サル、ヒト、と、地球上のほとんどの生物が持っていることが分かっています。
動物実験では、サーチュイン遺伝子の働きが強まると、寿命が20~30%伸びることが確認されています。
マサチューセッツ工科大のレオナルド・ガレンテ教授は以下のように言っています。
「サーチュインは普段は眠っている状態にあります。しかしその機能を最大限に引き出すことができれば、動脈硬化やアルツハイマー病など、加齢に伴う病気の発症を遅らせることができるんです」
引用:レオナルド・ガレンテ教授
さらに、現在までの研究で分かった中には、サーチュイン遺伝子が発動されると、
- 認知症
- 難聴
- しみ
- しわ
などの進行も抑制する効果があることが分かって来ました。
サーチュン遺伝子は寿命を伸ばしシミしわを抑制します。
まさにサーチュン遺伝子不老長寿を司るような遺伝子です。
サーチュイン遺伝子を活性化する方法?
その根拠として紹介されたのは、アメリカ・ウィスコンシン大で20年以上にわたり実施されている、アカゲザルの実験です。
アカゲザルのカロリー制限
- Aのグループには普通の食事量を与える
- Bのグループには通常より30%減で与える
そして、この二つのグループの比較データを取り続けました。
現在、アカゲザルたちは人間で言えば70歳を超える高齢となっていますが、Aグループは、その半数が死んでしまいました。
一方で、カロリーを制限をしたBグループは、なんと80%以上がまだ生きています。
同じく、サーチュイン遺伝子をもつマウスでも、同様な実験をした結果、カロリー制限をしている方が必ず長生きするようです。
カロリー制限のメカニズム
このカロリー制限のメカニズムを考える上で大切な要素が人の歴史にあります。
昔は飢饉状態が必ず来ました。
飢餓状態の時に生き残るために…
サーチュイン遺伝子は、エネルギーの使いすぎを抑え、そのストレスに反応して活性化されるようです。
カロリー制限というのは、ありとあらゆる生物に保存されているメカニズムということが分かって来ています。
具体的なカロリー制限方法とは?
現代の日本人の摂取カロリーは、男性で1日2100~2200kcalと言われています。
その70%に当たる、1500kcal程度の摂取量を想定を想定します。
昔からのことわざにあるように、腹8分目で止めます。
これだけで効果は充分にあるようです。
とは言え問題点が全くない訳ではありません。
それは、サーチュインの活性化には食事量を継続して制限することが必要となります。
注意ポイント
一度満足に食べてしまうと、すぐにサーチェ遺伝子がOFFの状態に戻ってしまいます。
1日1食主義を実践している芸能人とは?
それでは、実際に1日1食を実践している芸能人はどのような人がいるのでしょうか?
芸能人の実践者
Gackt、福山雅治、 藤原紀香、水谷豊、京本政樹、ビートたけし、タモリ、ピンクレディー未唯(敬称略)
Gacktさん
とても48歳には見えないですね。
彼の考えでは、「一日三食摂らなければいけないのは思い込み。完全に過食。」とのことで、とても共感できます。
一日一食生活をしている芸能人・有名人とその方法 | 前田の疑問
「僕は1日1食しか食べない。だから食べ物には、ものすごくこだわる」(ミュージシャン、GACKT)
大摩邇(おおまに) : 芸能人の1日1食
福山雅治さん
2018年にインタビューを受けた時の写真ですので、 とても50過ぎにには見えないですね。
ピンクレディーの未唯さん
デビュー以来1日1食。
ダイエット目的と言うよりは、1日1食の方が体調が良いのが理由のようです。
まとめ
『オートファジー 断食 サーチュイン遺伝子の活用 芸能人の実践者は?』のポイントのおさらいです。
- 自食作用により細胞のゲトックス効果を高める
- カロリー制限をするとサーチェ遺伝子を活性化する
- 食べない時間を16時間とりカロリーにも気をつける
- 食べる量を腹八分目と食べ過ぎは適度な運動をする
確かに、効果がありそうなのは分かります。
確かに、実践している芸能人の方は若く見えます。
でも、今まで何年も一日3食食べていたのに急に一食にすることは精神的にもストレスがかかるのでバランスがとても大切のような気がします。
まずは、腹8分目と適度な運動からスタートして徐々に一日3食から2食、そして1食へと変えて行くものありですね。