こんな方におすすめ
- 1日3食食べる問題点を知りたい人
- 空腹を作る理由と効果を知りたい人
- 空腹を作るテクニックを知りたい人
- 16時間ダイエットと金森式の違いを知りたい人
なぜならば、この『【空腹こそ最強のくすり】16時間ダイエット金森式との違いは?』は、実際に【空腹こそ最強のくすり】を読み、自分で#金森式 を3ヶ月間にわたり実践した体験をもとにまとめた記事だからです。
この記事の前半では「1日3食食べる問題点と空腹時間を作る理由と効果」について説明します。
そして、後半では「空腹時間を作るテクニック」と「16時間ダイエットと金森式の違いについて」説明します。
この記事を最後まで読むと『なぜ空腹がいいのか?その具体的な方法と金森式との違い』について理解出来ます。
停滞期もありましたが、僕も金森式ダイエットで何とか6ヶ月間で12kg痩せました。
↓金森式をはじめた理由から痩せるまでをまとめたのでよかったら覗いてみて下さい。
参考:金森式ダイエット 断糖高脂質6ヶ月で-12キロ減 【成功体験記】
【空腹こそ最強のくすり】16時間ダイエット 金森式との違い
先日「空腹こそ最強のくすり」を読んで、以下のようなツイートをしました。
#金森式「空腹こそ最強のクスリ」
— ジョージ@筋トレ断糖高脂質ブロガー (@orpelas) January 1, 2021
最新のエビデンスによる正しい食事法とは?
-何を食べるでなく16時間食べない
-圧倒的な空腹パワーで健康になる
-1日3食が全ての不調の原因となる
気になる点は8時間は何を食べてもいいとの行です。1日1食+16時間断食+断糖高脂質が一番理にかなって気がします pic.twitter.com/d3zhDFDZY5
#金森式「空腹こそ最強のクスリ」
最新のエビデンスによる正しい食事法とは?
-何を食べるでなく16時間食べない
-圧倒的な空腹パワーで健康になる
–1日3食が全ての不調の原因となる
気になる点は8時間は何を食べてもいいとの行です。
1日1食+16時間断食+断糖高脂質が一番理にかなって気がします
この本は、現役医師の青木篤志さんという方が書かれた本です。
青木先生が開業されたクリニックで様々な患者さんを診察した、経験を通して考えられた究極の食事法について書かれた本です。
この本のポイントを一言でいうと…
それでは、16時間食べないで空腹時間を増やすとなぜいいのか?
1日3食の問題点とは?
突然ですが、
あなたが今、何かしらの…
- 身体の不調がある
- 集中力が続かない
- 疲れやすかったり
などの悩みを抱えているとしたら、それは食べ過ぎが原因ではないでしょうか⁉
1日3食が全ての不調の原因
成人が1日に必要とするカロリーは1800から2200キロカロリーといわれています。
例えば、ランチにハンバーガーとポテトフライドのセットだけで、成人が必要とする1日の摂取カロリーを軽く越えます。
文部科学省の「日本食品標準成分表(七訂2015年版)」によると、精米(精白米)のご飯で100グラム当たり168キロカロリーとなっており、ご飯茶わんに軽く一杯(約150グラム)は約240キロカロリーになります。
つまり1日3食食事を摂ると本来必要な量の1.5から2倍のカロリーを知らず知らずのうちに摂取してしまうことになります。
このように現代では1日3食食べるとカロリーを摂りすぎの状態になるのです。
1日3食では内蔵が休めない
体調不良体調は内臓の疲れ
胃腸や肝臓は、食べたものを何時間もかけて消化します。
そのため、食べ物がひっきりなしに運ばれてくると、内臓は休みなくフル回転で働き続けなけければなりますせん。
その結果として、
- 内臓の働きが低下
- 栄養素をきちんと吸収できない
- 老廃物を排出できない
など様々な問題が生じます。
食べ過ぎた食べ物は脂肪に変換され、お腹に内臓脂肪として蓄えられます。
さらに、脳出血や脳梗塞癌の原因にもなります。
注意
要するに1日3食食べると体にかなりの負担がかかり、様々な病気にかかってしまうのです。
さらに悪いことに、現代の日本人の食事は糖質が多くなりがちです。この糖質の摂り過ぎも、体に悪いことが分かっています。
1日3食の消化タイムライン
- 人間の体は食べ物が食道を通ると胃で消化に約2~3時間かかる
- 脂肪分が多いと約4~5時間程度で消化
- 小腸は胃から送られてきた消化物を約8時間かけて分解
- 水分と栄養素の80%を吸収する
- そ大腸は小腸で吸収されなかった水分を15~20時間かけて吸収
- 1日3食食事をすると朝食から昼食までの時間は約4~5時間しかない
- 朝食から夕食までの間隔は約6~7時間
そうなると、食べたものがまだ胃や小腸に残ってる間に、次の食べ物が運ばれてきてしまいます。
すると、胃腸が休む間もなく常に消化活動をしなければならなくなり、
どんどん疲弊してしまいます。
胃腸が疲弊すると、
以下ようなことが起こります。
- 食べ物からきちんと栄養を摂取出来な
- 胸焼け・胃もたれ・食欲不振が起こりやすくなる
これらの症状によって食欲不振へとつながるのです。
ココに注意
「最近胸焼け胃もたれの回数が増えたなあ」という方は、胃腸を休める必要があります。
1日3食しっかり食べることのもう一つの問題点は食べ過ぎです。
1日3食食べる習慣は気づかぬうちに食べ過ぎを招いてしまうことがあります。
なぜなら、決まった時間に食事をする習慣があると、前の食事が高カロリーだった場合など、本当は体がエネルギーを必要としてない時に食事を摂ってしまい、結果的に食べ過ぎになってしまうのです。
食べ過ぎによる悪影響として?
普段から慢性的に食べ過ぎている人の場合は胃が膨らんでいる状態が当たり前になっていて、本来体が必要としている量以上の食べ物をどんどん受け入れてしまいます。
そのため食べ過ぎていることに気づかないことが多いのです。
では、食べ過ぎるとどうなるのかというと…
step.1
体内の活性酸素が増え、老化やさまざまな病気を引き起こします。
step.2
活性酸素は物を酸化させる、つまり錆びさせるのです。
step.3
活性酸素の役割はウイルスや異物を殺菌排除してくれる働きがありますが…
step.3
一方では、活性酸素は、体内のDNAや細胞も傷つけてしまいます。
そして、活性酸素が必要以上に増えてしまうと細胞が傷つけられ、
- 細胞の老化が進行
- 肌のシワやシミの原因
- 細胞に障害が生じがんの原因
など様々の病気の元になるのです。
食べ過ぎが身体に悪いことが分かったところで…
いつから1日3食食べるようになったのか?
と疑問に思う方も多いのではないでしょか。
参考:Gacktさんと金森先生の対談動画 ポイント【まとめ】
1日3食は江戸時代から⁉
実はこの1日3食食べる習慣は、つい最近始まったばかりなんです。
具体的には江戸時代から始まったとされており、それまでは1日2食が一般的でした。
では、なぜ江戸時代になって食事の回数が増えたのか、疑問に思いませんか?
その理由は、2つの大きな社会環境の変化が考えられます。
step
1大火からの復興
江戸時代の人々は、身分の上下に関係なく、朝早くから起きてひと仕事終えたあとに朝飯を食べ、仕事の合間に遅い昼飯を食べる2食でした。
一説によれば、1657年「明暦の大火」が江戸を襲いました。
江戸を復興するために、各地から大工、左官屋などの職人たちが集まって来ました。
彼らは肉体労働者なので、1日2食ではお腹が減ってもちません。
いちいち食事のために家に帰ってもいられないので、江戸のあちこちに屋台や飯屋ができるようになり外食産業が栄えました。
step
2起きてる時間が長くなった
江戸時代は物流がよくなり、照明用の菜種油も広く出回るようになり、起きている時間が長くなったというのも、1日3食の理由の一つと言われてます。
それまで庶民は、行灯に魚油を使っていましたが、匂いが臭く、部屋も煙くなるので、
日暮れとともに寝てしまいした。
しかし、菜種油の値下がりに伴い、庶民も買いやすくなると、夜なべ仕事や夜遊びなどもできるようになりました。
となると当然、寝るのが遅くなり、1日の稼働時間も増えるので、やはり1日2食ではもちません。
そこで朝・昼・晩と3食とるようになった、というわけです。
1日3食を惰性で食べてる⁉
あなたは本当にお腹がすいて1日3食食べていますか?
食事は1日3回という常識
お腹すいてる実感はないが食べてる人も多いのではないか
体にダメージを与えてる
体が本当に必要としていないものを何となく食べることで、実は体にダメージを与えている。
休息を求める内蔵
あなたの内臓は、休息を求めているかも知れません。
食べ過ぎている
食べ過ぎということで、体に負担がかかり続けている。
最近は、アメリカの最新研究で、空腹こそ長寿と健康の鍵であると証明されています。
シンプルな方法なのです。
空腹時間を作る理由と効果
この16時間は食べないという空腹時間を作ると、
- 細胞内の悪いタンパク質
- 感染症を引き起こす病原菌
などが排除され全身の細胞がみるみる修復されるのです。
空腹時間を作る理由
それは睡眠8時間+8時間の空腹を実行 することで身体がリセットされ心身ともに若々しく健康になります。
なぜ、睡眠時間8時間+8時間の空腹で身体がリセットされるのか時間を追って見てみましょう。
空腹時間を作る効果
最後に物を食べてから…
10時間ほど経つと、肝臓に蓄えられていた糖がなくなり脂肪が分解されてエネルギーとして使われるようになります。
step
1オートファジーが発動する
16時間以上経つと、今度は体の中でオートファジーという機能が動き始めます。
このオートファジーは2016年東京工業大学の名誉教授大隅良典さんが、ノーベル生理学医学賞を受賞し世界的にも注目を集めました。
オートファジーが発動されると、古くなった細胞を内側から新しく生まれ変わらせます。
このオートファジーによって細胞が生まれ変わることで、体にとって不要なものや廃棄物が一掃されます。
そして、細胞や器官の機能が活性化し病気になりにくくなり、若々しい体を作ることができます。
さらに、オートファジーには細胞内に侵入した病原菌を分解洗浄する機能もあり、健康であるためには欠かすことのできない仕組みなのです。
ポイント
このように、食べない時間の合計が連続10時間以上あると、脂肪の分解が始まり、16時間以上になるとオートファジーが働き健康になります。
ここで、もう少し深掘りし、空腹時間を作ることにより得られる効果を3つご紹介します。
step
2内臓の働きが活性化される
空腹時間を作ることによって、内臓がしっかり動いてくれるようになるので、下痢や便秘アレルギーや体調不良などが改善されます。
また、身体内部にも攻撃する活性酸素の量が減るので、細胞の老化やがんなどの病気も予防することができます。
step
3脂肪分解と血流が促進される
繰り返しになりますが、最後にものを食べてから10時間を過ぎてから、体内では脂肪を分解してエネルギー源に変えようとします。
つまり、空腹の時間が長くなればなるほど脂肪が分解されます。
脂肪が分解されれば血液中の脂肪が減り圧迫されていた血液が解放されます。
そのため、血液や血管の状態が改善されて、血流が良くなり高血圧や血行不良に伴う体調不良も軽減されます。
step
4老化防止
現在では、オートファジーはがんや糖尿病をはじめとする生活習慣病やアルツハイマー型認知症感染症などへの予防効果や、肌や筋肉などの老化防止の効果もあると考えられています。
ポイント
このように空腹は1日3食の習慣や食べ過ぎが体に与えたダメージをリセットしてくれて身体内部からよみがえらせてくれます。
参考:16時間断食ダイエット 4週間で痩せる やり方と食事法とは?
空腹時間を作るテクニック
空腹時間を作るメインルールは、睡眠時間を含む合計16時間何も食べない時間を作ることです。
空腹時間を作るポイントは以下の3つです。
16時間を確保する方法
寝る4時間前までに夕食を済ませ、8時間寝て起きた後、4時間後に朝食をとるという方法です。
寝ている時間は、意識的に空腹に耐える必要がないので、お腹が空いている朝に4時間我慢することで、16時間以上の空腹を作り出すことができます。
この空腹を作る作業は毎日がやることがベストですが、仕事や家庭の都合で難しいという場合は、週末だけでも体のリセット効果を味わえます。
まずは、週一から始めてみましょう。
食事は何を食べても自由
それでも、やっぱり16時間我慢した後の食事だと、ご飯や麺類パンなどの糖質の多いものや甘いものを食べたくなってしまいますよね。
しかし、本書によると16時間の空腹が習慣化されることで、体が慣れて空腹力が鍛えられるそうです。
それによって、少しずつそのようなドカ食いをすることがなくなるそうです。
ですので、この食事法では何をどれだけ食べるのも自由としています。
小腹がすいたらナッツ類
空腹で仕事に支障をきたしてしまうなんて場合は、ナッツ類であればいくら食べても構わないということです。
ここで、空腹16時間なんて無理って言う方もいると思いますが、
そんな時はナッツ類。
できれば味付けなしの素焼きのものであればいくら食べても構わないそうです。
ナッツは低脂肪で塩分も少ない、反面良質な脂肪が含まれているので、血糖値の急激な上昇を抑えつつ少量でも効果があります。
ここでナッツ類は高カロリーだし高脂肪だし、食べ過ぎると良くないんじゃないって思う方いらっしゃるかと思いますが、この食事法ではあまり気にしなくていいとされています。
なぜなら、あくまでも空腹力が身につくまでの間、一時的に食べるものであり、長期的にナッツを食べ過ぎることはないからです。
空腹感を鍛えることで、やがて空腹の時間中に我慢できないほどの空腹を感じることはなくなるはずなので、まずは、一時的な空腹を満たすようにしてみましょう。
16時間ダイエットと金森式の違いとは⁉
金森式は断糖高脂質ダイエットなので、糖質を限りなく「0」にして脂質を出来るだけ増やすことがポイントになります。
一方で、16時間ダイエットでは、24時間の内8時間は好きなモノを食べてもいいことになっています。
金森式の食事としては、
- 肉
- 魚
- 卵
などのたんばく質を中心に食べます。
もう一点が、小腹が空いた時の対応です。
16時間ダイエットでは、小腹が空いたらナッツ類であればいくらでも食べていいそうですが、
金森式では、小腹が空いた時の対応として、
- 牛脂スープ
- MCT生クリーム紅茶
などを飲むことを推奨しています。
最近、僕がツイートした睡眠不足と体重増量の関係です。
#金森式 腰痛からの睡眠不足で体重増量
— ジョージ@筋トレ断糖高脂質ブロガー (@orpelas) January 4, 2021
約1週間前ギックリ腰になって以来、よく寝たと思っても寝る時間が5,6時間が多かった。食生活は以前と変わらないのに体重が3キロ増えた。原因を色々考え思い当たったのが睡眠負債。「2度寝しても取り戻せない」改めて睡眠の大切さを痛感。目指せ!7時間睡眠😅 https://t.co/Dgc9iFzR6g
金森式は、ただ単なるダイエットではなく、ライフスタイルそのものを変える新しい生活習慣です。
いきなり断糖高脂質からスタートするとハードルが高いので、最初は16時間ダイエットで空腹に慣れてから、徐々に移行するのもありだと思います。
金森式を始めるには、最初に本を買って全体像を把握します。
そして、現在の生活習慣に当てはめて、修正箇所をイメージしてからスタート。
その方がムリ・ムダ・ムラがなく結果につながりやすいと思います。
なぜなら、私自身が「糖質を断つ」という強い意志を持って、意図的に食べるものを選ぶことに慣れるまでが、かなりつらい道のりだったからです。
そのつらさに耐えられるだけの理由付けを始める前に持っているとだいぶ違うはずです。
まとめ
最後にまとめです。
大切なポイントが3つあるのでおさらいです。
- 空腹16時間+睡眠時間を確保で内臓を休める
下痢や便秘アレルギーや体調不良などが改善 - 空腹10時間で脂肪燃焼効果16時間でオートファジー発動
細胞が生まれ変わりアンチエイジングに効果 - 空腹時はナッツ類OK
16時間経過後の食事は何を食べてもいい
1日16時間は食べないと決めてしまえば、仕切りが出来るので1日にメリハリが出来て空腹がそんなにキツくなくなります。
また、16時間以上の空腹は様々な健康をもたらしますので、是非興味がある方はチャレンジしてみてください。